山口です。
相手の良さを引き出す質問の仕方って知ってますか?
答えは「どうやったら〇〇出来る?」って質問の仕方です。
勉強をしない子供
例えば自分に子供が居たとしてその自分の子供が勉強を全くしないとしましょう。
親としては当たり前ですが勉強をしてもらわないと困るし、してほしい。
その中で勉強しない理由を聞いていませんか?
勉強をしていない理由を聞くというのは「なんで勉強をしないの?」という聞き方です。
そんな聞き方をしたら「いや、おもしろくないからしない。」とか「なんでって言われても・・・」って返ってきませんか?
更に追い打ちをかけるようにます「なんでおもしろくないの?」などと「なんで?なんで?」と聞いてしまうと最悪です。
この聞き方をしてしまうと子供は萎縮してしまい本当の事を言えなくなるし、子供はやらない理由を考えて答えているという事になります。
要はこちらからすると相手に対して考えさせる意図をもって「なんで?」と問いをしているつもりですが全く逆で相手に出来ない言い訳、つまりマイナスの事を考えさせているという事になります。
でも、本当はやってほしいんですよね?
そしたらこう聞いた方が良くないですか?
「どうやったら勉強をするようになる?」
と。
そしたら「勉強するのが楽しくなったらする」とか「勉強が好きになったらする」などが返ってくる。
そこで更に「どうやったら勉強が楽しくなるかな?」とか「どうやったら勉強が好きになるかな?」と聞くと「算数がわかるようになったら好きになる‼︎」などと返ってくるかも知れない。
要は相手に考えさせるというのは「なんで?」「どうやったら?」というどちらの質問も相手に考えさせると言う軸は一緒ですが大きく違うのがマイナス発想の答え方なのか、プラス発想の答え方が返ってくるのかが大きく違う。
プラスかマイナスかで大きく違うという事は結果が大きく変わってくるという事になる。
仕事でも一緒
これって仕事でも一緒だと思うんです。
ミスをした事を「なんでこのミスをした?」と聞く事って凄くナンセンスなんですよね。
それを聞いてどないするの?
だってそれを聞いてもつまるところ「気を付けろよ」ぐらいにしかならない事が往々にしてあるでしょ。
という事は「なんで?」という原因を聞くのではなく「どうしたらミスをなくせる?」と聞く方がより建設的でプラスの発想の答えなどを聞けるし何より相手に考えさせる事が出来る。
どっちが良いですかね?
相手に
《出来ない理由を聞くのか》《出来る理由を聞くのか》
答えは明白ですよね。
そういう聞き方や発想が部下や後輩の長所を伸ばすという事に繋がってくるんでしょうね。
まとめると
相手に対して問いをする時に「なんで?」と聞くのと「どうすれば?」と聞くのとでは答えが全く違ってくる。
どう違ってくるかというとマイナスの答えなのかプラスの答えなのか。
という事はマイナスなのかプラスなのかで結果が大きく変わってくるという事。
部下や後輩を育てる時に長所を伸ばすためには「なんで?」よりも「どうすれば」と問う事が大事。
なぜ大事かというとその質問の仕方で《出来ない理由を聞く》のか《出来る理由を聞く》のかが大きく変わってくるから。
そんな事を後輩と話をしていて気付いたのでブログにしました。
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