abema TVで #田端藤田の生討論が有りました。
それぞれの主張はザクッと。
■藤田さんは『金持ちにもっと課税すべき』
■ZOZO田端さんは『貧乏は努力でなんとかなる』
司会はカンニング竹山さんで、その討論が約1時間半ぐらい有りました。
■僕が思った結論
田端さんの主張に賛成で「何かが変わるのを待つより、自分が変わった方が早い」と思いました。
藤田さんの主張は『金持ちに課税をした方がいい』という主張で、少し乱暴ですが仮に起業家が金持ちと仮定した時に、起業家と労働者の割合で言うと13%が起業家で、労働者は87%なので、数的には藤田さんの主張はかなり有利だと感じていました。
番組の終了間際に視聴者に藤田さんの『金持ちに課税すべき』かのアンケートを取りました。
集計結果は17%が『課税すべき』、残り83%が『課税すべきでは無い』という結果になりました。
主張は大多数の賛成を得れるはずなのに、なんでこんなに大きな差が開いたのかを分析すると。
藤田さんの討論は
・金持ちの定義が曖昧
・感情論
・準備不足
こんな風に思いました。
で、議論はこんな感じでした。
藤田さん「金持ちにもっと課税しましょうよ」
田端さん「金持ちの定義は?」
藤田さん「年収1億」
田端さん「年収9500万円は?資産10億のフリーターは?」
藤田さん「課税をしません」
田端さん「仮に課税をした場合、賃上げなどの形で労働者に分配されると思いますか?」
藤田さん「課税しましょうよー」
みたいな笑
そうじゃなくてこういう風に話せば良かったんじゃないかなぁ。
■藤田さんが「富裕層の定義はこれです。富裕層のこういう資産にこう課税して、○%が海外に離脱しても国は◯年で◯円の増収になるので、それをこういう条件で労働者に分配すれば、◯年後の日本はこうなると思います」
ってちゃんと話す事が出来れば、アンケート結果は変わってきていたと思います。
なので今回の討論会の教訓として。
・事実ベースで話す
・知識を準備しておく
・感情論にならない
数字の根拠を出して、その後の予測の話をするべき。
あと、お金がないのは仕方がないとしても、知識がないの方がヤバイなぁと感じさせられました。
途中に司会のカンニング竹山さんも入ってきて、藤田さんに反論。
■田端さんと同様で
「日本は恵まれている」
「餓死はしない」
「努力を出来ない奴が悪い」
「情報格差なんて物はネット時代にあり得ない」
「調べない奴が悪い」
と猛攻撃でノックアウト。
まあ、本当にそうだなと思いました。
田端さんが終盤に藤田さんの「日本社会は椅子取りゲームで、最初に椅子に座れなかったらずっと座れない(即ち貧乏)」と言ったのに対し田端さんが「椅子取りゲームなんかしなくても、その人自身で椅子を作れば良いんですよ」と言ったのが、1番良い言葉でした。
良かったらこの討論会、見逃した方は見て下さい。
いい意味で考えさせられました。
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