山口です。
ミルボン大阪にてオージュア講習(デザインケアセミナー)がありました。
オージュアを開発した方1名とオージュアを使いこなす方1名とが講師としてお話して下さいました。
まあ、オージュアの商品スペックがどうとかはもちろん大事ですがそんな事よりもこの2名の方がどんな考え方で仕事をされているのか、って所が凄く気になったので講習に参加しました。
"ポジティブ思考"
とにかく発言が前向きでした。例えば
「髪の毛が痛んでいるからケアしましょう」⇨「このデザインを作りたいからケアしましょう」とか。
「パーマで傷んでしまうからケアしましょう」⇨「次回、毛先のパーマを楽しむためにケアしましょう」とか。
「老化、エイジング」⇨「素敵に歳を重ねる」とか。
言葉が1つ違うだけなのにこんなに違う。
発想と発言が凄く前向き。
"1つの商品でも色んな角度から見る"
順調にケアを駆使してお客様に喜んでもらっている講師のサロンさんの話で「1つのアイテムを色んな角度から見る。そうすると自分の言葉で伝える事が出来るし伝えれる事が沢山ある事に気付く。更にスタッフ全員でそれらを共有する」というのを徹底してやっているそうです。
例えばシャンプーにしても大きくジャンル分けするとただのシャンプー。
更に細かく分けると「すっきり」「しっとり」「しなやか」「カラー用」「熱ダメージ用」「育毛用」などのジャンル分けができます。
もっと分けると「リラックスする香り」「元気になる香り」「女子力を高める香り」とか。
シャンプーの内容だけじゃなくてボトルでも言えますから「オシャレなボトル」「握力がない方でも開けやすい容器」「浴室でも滑りにくい形状」などです。
まだまだ一部ですがシャンプー1つでもこれだけの情報をお客様にお伝えする事が出来る。
それをどのお客様に、どうお伝えすれば響くかをみんなで共有する。
"商品の捉え方"
僕も最近よくお伝えしている事が商品をサイコロだと考えて下さい、とお伝えしています。サイコロが商品、ではなくサイコロの様な見方をするという事です。
どういう事かと言うとサイコロって6面あって1〜6までの数字が書かれていますよね?そのサイコロを振って出た目だけをお伝えするのではなく出た目の反対側や側面を見てお伝えするような感覚。
あくまでも考え方ですがそう考えると1つの商品でも沢山の情報が詰まっていてお伝えできる内容も沢山あることに気付く。
その商品の中身のスペックだけでなく外見、香り、それによってどんな体験が出来るか、又はどんな不満を取り除けるか、そういった部分も気付けるようになってくるという事です。
"伝えたいこと"
今回伝えたい事とは商品を大きなカテゴリだけで捉えずに1つのアイテムに関していろいろな視点で見る事が大切。
なぜ大切かと言うと商品やサービスが溢れている中、どこの商品も良いしサービスも良い、そして価格も安い。
その中で商品のスペックだけをお伝えしていると価格に負けてしまう。
そうじゃなくてこの商品を使う事でどんな良い体験が出来るか。そこを伝えるのが大事。
そこの部分を伝えるために物事をいろんな視点で見る事によって伝えれる部分が沢山ある事に気付く。
そんな事をオージュアのデザインケアセミナーで学ぶ事が出来たのでブログにしました。
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