山口です。
人の過去に囚われても意味がないと思います。それよりも今から出来る事を考える。そんな事が大事だと感じます。
"転職の時"
僕は元々6年ぐらい美容師をやっていたのですが辞めました。学歴は高卒、ノースキルのまま転職活動に臨みました。いろんな企業を受けました。IT、貿易、青果、不動産など。
でね、その時に99%聞かれる事が「なんで前職を辞めたんですか?」って聞かれます。そして嘘を付くんです。「キャリアアップが〜」とか「今の会社で出来ない事が御社では実現可能で〜」とか。
辞めた理由なんかネガティブな理由しかないのにポジティブを装う。あの質問の意図はなんなんだろ?辞めた理由を聞いた所で何かしら嫌な所があったからでしかないと思うんです。
例えば男女の付き合いとかもそうで僕は彼女にも「なんで前の彼氏とは別れたの?」って聞かないんです。だって聞いた所でどっちかが嫌になったから別れたんやろなぁ、としか思ってないしそれを聞いた所で自分はどうしようも出来ないって思うんです。それよりも前向きに自分はこんな考え方だから一緒にこうしよう、と言われた方がついて行きたいと思うし明らかに良くないですか?
"一緒にビジョンを語るのが大事"
でもそれだけ多くの企業が辞めた理由に拘る中で唯一、1%の確率で今の会社だけは違った。面接で辞めた理由なんか聞かずに開口一番に「美容師を6年続けられたんですね。頭が上がりません。」と言われた。その労いの言葉にびっくりした。
そんな話よりも過去に囚われずにこれからどう一緒にやっていくか、と言うのを熱く語られた。
人の過去に囚われず今から出来る事をやっていく、うちはそんな会社。
だからずっと業績が右肩上がりなんだなと入社して丸2年が経とうとした時に改めて感じた。
たまに取引先の方から「多田さんは儲かってるね。」と言われるんですが「いや、そんな事ないですよ。」と絶対に謙遜しないです。
そうじゃなくて必ず「おかげさまで。ありがとうございます。」と言います。
いや、「天狗なの?」って思われるかも知れないですがそれは違います。
何故そういうかと言うと理由があって取引する相手が勢いがあって伸びている会社と勢いがなくて伸びていない会社、取引するのにどっちが良いですか?っていう考えなんです。答えは明白ですよね。
だから謙遜せずに感謝をする。
うちはそんな会社。
"転職活動のポイント"
あまり必要ない話だとは思いますが転職活動で必ず聞かれる「なんで辞めたの?」っていう問いに対しての答えと考え方。
①辞職理由(仕事内容、給料、人間関係などが嫌だったはダメ。実現したい何かがあるけどそれが出来なかった理由を答える)
②転職理由(実現したい目標があったけどこの会社では叶える事が出来ないから転職しようと思った理由を話す)
③志望理由(実現出来なかった事がこの会社なら実現させる事ができる、その理由はこうなんです。だから御社を選んだ)というような感じです。
この①〜③までなんですが物事を順序立てて、論理的に考えて話す、という面では勉強になったけど正直、面倒くさいしそこまで聞く必要あるんかな、って転職活動が終わった後でも思いました。
そんな事よりも一緒にどんな事がやっていけるか
とか
あなたのどんな所が役に立つか
などを聞いていく方が良いし、もっと言うならSNSが劇的に発達しているので今後はfacebookの友達の数は?どんな発信をしている?twitterのフォローワー数は?ブログは?なども今後の履歴書に書く時代が来るんだろうなぁ。
話は逸れましたが前向きに相手に質問する方がよっぽど良い人材に巡り会えると思います。
そんな事を今日の社内勉強会で「当社の強みとは」と考えた時に思い出したのでブログにしました。
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