【サービスの定義】

山口です。普段、何気なく自販機で飲み物を買っていると思います。

"自販機はやり方が上手い"

想像して欲しいのですが自販機で最初にどこを見ますか?
答えを言うと人間の心理的に自販機で飲み物を買う時の視線は約8割が左側の下から見るそうです。
という事はその自販機メーカーが売りたい物は左側の下になるということです。
例えばこれは会社の自販機。この自販機で言うとメーカーはサントリー。売りたい商品はBOSSのカフェオレHOTとなります。
社内の人間しか飲まないですがこの自販機では圧倒的にBOSSのカフェオレがHOTが売れています。

"サロンでの店販棚"

結論から言うとサロンの店販棚を見直してオススメしたい商品は左側から並べるのが良いという事です。そっちの方が店販は売れやすいし何より認知がしやすいという事です。
ただ僕はサロンさんに対してあまり「店販頑張りましょう。」とかは言わないのですが【サービスの均質化】と言う事をお伝えしています。

"サービスの定義"

最近、勉強したのですがサービスの定義って「継続的」、「分け隔てなく」という事だそうです。
どういう事かというと新しい物が大好きで流行に敏感なAさんと、新しい物には無頓着で鈍感なBさん。
その2人がUSJにいったとします。
敏感なAさんは色んな事に気付きます。ハリーポッターなど新しいアトラクションやバタービールなどが売っている売店が出来ているなと。
一方鈍感なBさんは全く気付かない。新しく出来たハリーポッターにも気付かずいつも通りのアトラクションや食べ物を食べている。
そうなんです。チケット代金が同じ¥7000を支払っているのに気付く人、気付かない人がいる。
それって同じ金額を支払っているのにも関わらず

「分け隔てなく」、「継続的」にサービスを受けている事になりますかね?

要は知っている人、知らない人。
気付く人、気付かない人。
興味がある人、興味がない人。
全ての方に認知してもらわなければ「サービス」ではないですし全ての方に認知される事が「サービスの均質化」という事です。

"サービスの考え方"

という事はサロンにお客様が来て新しい商品がある、又は新しいメニューがあると気付く人と、それに全く気付かない人。
同じ金額を支払っているのに同じサービスを受けている、という事になりますかね?

ならないですよね。

という事は「サービス」という意味でもお客様は知る権利があるという事ですしサロンさんからもお知らせする義務があるという事です。

"皆さん経験ないですか?"

例えば美容代理店の熱心な営業マンA君。A君はセミナー案内、新商品案内、お役立ち情報をマメにお伝えする。
一方、担当が変わって怠慢な営業マンB君。B君に変わった途端セミナー案内や新商品案内やお役立ち情報がない。
これってサロンからすると同じ金額を払っているのに同じサービスをうけている事になりますかね?

ならないですよね?


"伝えたい事"

要は「サービス」という概念をそういう視点で見る事が大事ということです。そういう視点というのは「継続的」、「分け隔てなく」サービスを提供出来ているか。
知っている人、知らない人がいるとそれは「サービス」出来ていないという事。
店販棚にしろ、メニュー表にしろ、お客様は知る権利があるしサロンさんはお伝えする義務があるという事。
そんな事を月曜日の内勤中に自販機を見て感じたのでブログにしました。




ぐっさんのブログ

神戸の美容商社で営業マンとして働いています。 このブログでは営業マンとしてのノウハウや、時事ニュースなど取り上げていく雑記スタイルです。 宜しくお願い致します。

0コメント

  • 1000 / 1000