山口です。
先日1987年生まれの美容学校の同級生達と忘年会をしました。みんなそれぞれのサロンで責任のある立場になっている方達ばかり。
盛り上がって二次会にいったのですが気付いた事がありました。
"苦手意識の克服"
ゴルフもそうらしいんですがスコアを100切るまでは楽しくないと聞きました。ダーツも一緒で僕は下手くそだからダーツあんまり好きじゃなかったのですがコツを掴んだ事によって少し楽しいと感じるようになりました。
"基本が大事"
当たり前ですが基本が大事です。ダーツの基本っていうのは「フォーム」という事です。
例えばダーツを握る指。鉛筆持ちなのか、指を4本使うのか。
肘は肩の高さと水平なのか、それより高いのか。
軸足は目標に対してつま先が向いているのか、垂直なのか。
リリースポイントは何処で、握力はこれぐらい、押し出す力はこれぐらい、等。
そのいろんな部分を意識しながらフォームを固めていきます。
要はそれを完全に自分の中で固定出来ると基本的にはミスがないという事です。
いわゆる自分の真理に沿った基準を持つという事です。
その自分なりの基準を探す事が早く上達するコツだろうし練習というのはそれを探す事を指すのかなと思います。
"自分なりの真理に沿った基準"
サロンにおけるカットなども同じ事が言えると思います。例えば刈り上げ。どこにウェイトを持ってくるかで刈り上げ幅が変わってくると思うのですが何となくこれぐらいの高さかな?と刈り上げるのではなく自分なりの基準を設定する。両サイドの刈り上げ幅を設定する場合それが眉毛の高さの延長線上なのか、こめかみのヘコんでいる部分を基準にするのかはその人次第ですがそれを明確に設定する事がミスを無くす近道だと思います。
ショートボブでも長さの設定をする場合は例えばアゴラインなのかリップラインなのか、それともリップラインの下なのか上なのか、等。
それが明確になると、もみあげの部分を下に引っ張っての左右の長さの確認作業も要らないしそっちの方が早いしスマート。(万が一お客様が不安にならないように一緒に確認する場合は除く)
という事はそういう自分なりの絶対的な基準を作る事が大事ですし、それを見つけようと意識しながら練習する事が大事。
"僕は出来なかった"
僕が美容師をしていた時はがむしゃらにウィッグを切っていました。だから上達は遅かったし人よりも何倍も努力しないと駄目だったんです。それに早く気付けば良かった。
いま振り返ると自分なりの基準を持つ大切さにその時は気付きもしなかったのですが美容商社に勤めて沢山の美容師さんと話す機会があり共通しているのが皆さん《自分なりの基準》を持っている。だから自信を持っているし人に伝える事も出来る、だから結果が出る。そんな風に感じます。
"伝えたい事"
結局何が言いたいかというと練習というのは自分なりの基準を見つける事を指す。自分なりの基準を見つけようと考えながら練習するのとしないのとでは上達に大きな差が出る。
上達に大きな差が出るという事は結果にも差が出るという事ですし、基準を持たなければ人に伝える事が出来ない。人に伝える事が出来なければ後輩の成長も遅らせてしまう。
そんな事をダーツの練習をしながら気付いたのでブログにしました。
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