口コミマニアのぐっさんです。
ふとサロンさんのホトペの口コミを見ると、こんな口コミが。
前後は省いていますが、なんて書いてるかと言うと。。。
『カット、カラーのメニューで時間が掛かるのにも関わらず、ドリンクサービスもなく・・・』
これは良い方の口コミではなく、悪いニュアンスの口コミです。
そもそもドリンクってサービスだっけ?
これね、僕が美容師やってた時にもお客さんにサービスでドリンクを出してたんですよ。
その時は特に何の疑いもなく、教えられた事をそのまんまやっていたわけですが、美容師を離れて、いざ口コミなどを見てみると、あたかも『美容室でのドリンクは当たり前でしょ』的な事を思われているんだなぁと思いました。
勿論、全員がそういう感覚では無いでしょうが、少なくとも『善かれと思ってやっていた事』がその人の中ではそれが当然で、例えばそれがうっかり抜けた時や、そもそも無かったりすると不満に繋がってしまったという事です。
これって凄く変な話じゃないですか?
そもそも美容室では髪の毛をキレイにするところであって、ドリンクを飲む場所では無いし、もしノドが乾くのであれば自分で持ってくるのが普通でしょ?
例えば自分が不動産屋さんに行った時にそこの人と1時間ぐらいは話すとしても、ドリンクや茶菓子などが出てこなくても不満も無いし、何も思わないですもん。(不動産屋さんは当たり前の様に出してくれますが・・・)
少し話は逸れましたが、美容室に於いてお客さんの感覚が『出されて当たり前』という感覚なのであれば、『ドリンクサービスが無い理由』も説明しないと、こういったクレームは減らないと思うんですよね。
例えば『ドリンクサービスを当店ではしてません。その分のコストを省いて、より良い商材を使わせて頂いています』とか。
こういう風に『サービスが無い理由』も説明をした方が良いのかも知れません。
拘りのコーヒーは必要?
あとこれは僕が直接、お客さんに聞いた話ですが「ドリンクサービスも要らないし、マッサージも要らない。その分早く仕上げて欲しい。ましてや拘りのコーヒーなども要らないし、マッサージはプロの方が上手いから別に。。。拘りのコーヒーの前に技術や商材を拘って欲しい」と。
そういう風に思う人もいるのか、と思いました。
確かにコーヒーに拘っているサロンさんもあったりして「当店でお出しするコーヒーは毎朝〇〇に買い付けておりますので、、、」みたいな文言を見た事ありますが、それも本当に必要なのかなと考えてみるのも良いかも知れません。
だってそこに本業以外での《コスト》と《時間》を掛けているわけですから、そこの労力を本業の部分に注力をし、良い商材や良い技術を提供する方が良いと思います。
コーヒーに拘って《コスト》を掛け、その分、本業では前処理剤などを端折り、クソ安いカラー剤を使って髪の毛をダメージさせてたら本末転倒でしょ?
豆の買い出しに《時間》を掛けるよりも、早くキレイにカッコよく仕上げる練習や、SNSで自店の事を発信する事に《時間》を掛けた方がお客さんは良いと思いません?
そら、どうせ飲むなら不味いより、美味い方が良いに決まっているし、拘りのコーヒーを出すコンセプトも素晴らしいと思うけど、その前にそれが本当に必要なのか、などの考えて、よりお客さんに耳を傾けた方が良いなと思います。
仮にそれをするとしたら、必ず説明はするべき。
何故ならサービスは説明しないと「善意」として捉えられないし、善意として捉えられなくなったらそれが当たり前になって、抜けた時や無かった時に「あそはサービスが悪い!!」となってしまうから、サービスをやる時も無くす場合も『説明』をする事が無駄なクレームを無くす方法の一つなのかなと思いました。
以上
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