常識に捉われずに色んな事をエッセンスとして取り入れる事が大事

山口です。
つい先日、前職の美容師時代の同期で鍋を食べました。最近、寒くなってきて鍋が美味しいと感じますよね。あー、美味しかった。
服装でも寒くなったら厚着をするし暑くなったら薄着になるし、これって常識というよりかは真理ですよね。人間本来の姿、普遍的な事ですよね。
じゃあ、常識というのは例えば暑かったら、うちわで扇いだり寒かったら摩擦したりなどして温めたりする事を常識というんじゃないでしょうか?(。。。ちょっと無理矢理だったかな?笑)

まあ、何が言いたいかというと常識というのは変えることが出来るという事です。

本来うちわで涼んでいたけど常識を破ってクーラーが出てきたりや扇風機が出てきたりなどその当時で言えば革命的。言わばこうするべきだろう、という常識を覆したって事ですよね。
つい先日、美容室のオーナーさんと会食にいく機会がありとても勉強になりました。

何が勉強になったかというとNYの美容室事情についてです。

日本の美容室ではこうあるべき、もっと枠を大きくしていうと社会人としてこうあるべき、という全く"常識"が違うんですよね。
どういう事かというとNYでは完全に分業制なんですよね。カッター、カラーリスト、シャンプーマン、レセプションと。
え?今もそうやで、って思いますが少し日本とは違うんです。
どう違うかと言うと日本では分業制と言ってもスタイリストの手が空いてる時はスタイリストがヘルプしたり、アシスタントがレセプション業務をしたり、レセプションが床を掃いたりしますよね?言わば手が空いたりしていると掃除したりなど何かしら手伝ったりしますよね?

NYは全くしないそうです。

同じ店のスタイリストがどんだけ忙しく自分が空いていても決してヘルプなどをしないそうで、それはカラーリスト然り、アシスタント然り、それぞれのポジションの方がそんな動きだそうです。

そのオーナーもNYのサロンに体験で入店したそうですが営業中に手が空いたので掃除をしていたらアシスタントにめっちゃ怒られたそうでその感覚の違いに驚きました。

「おい、何しているんだ!俺の仕事を取るんじゃない!仕事を奪われたら俺の立場がなくなるだろ!」

と怒られたそうです。
わかりますかね?スタイリストを尊重してそれを言ったのではなく自分の立場を尊重してそれを言ったという事です。そうなんです。

NYではそれぞれのポジションに強く責任感や使命感を持っているという事です。

その背景としたらご存知の通りチップをもらえないと生活が出来ないなどはもちろんあります。

つまりリアルに"自分の仕事"でお金をもらっているという感覚が強いからこそ自分の仕事に誇りを持ち、使命感をもって働いている

そんな感覚の違いがあるとオーナーは教えてくれました。
あくまでもこれは一例ですがそんな事を教えてもらったのと同時に自分も、いまの自分の仕事やポジション、その対価としてお金をもらっている。その感覚を大事にしていこうと思いました。
この話を聞いて「それはアメリカでチップがあるからやろー?」とか「あくまでもここは日本だから」とかそういう

"常識"

に捉われるのではなく、違う国、違う文化、はたまた日本の違う職種、業種、考え方、思想、含めて。

何かうちで取り入れれる事がないかなぁ?といろんな話を"エッセンス"として考える感覚が大事。

そういうことです。
うちの店は古くからこうだからじゃなくて"常識"をちょっと覆したり本間にこれって良いのか?と色んな事を考えるいいきっかけになればと思いブログに書きました。

ぐっさんのブログ

神戸の美容商社で営業マンとして働いています。 このブログでは営業マンとしてのノウハウや、時事ニュースなど取り上げていく雑記スタイルです。 宜しくお願い致します。

0コメント

  • 1000 / 1000