伝えてないのは言ってないのと同じ

山口です。
先日、仕事で他社の新人さんとお仕事をさせて頂く事になりました。お仕事と言ってもまだまだ何も出来ないのでめっちゃ偉そうですが僕の仕事ぶりを見てもらって学んでもらうという感じです。笑
彼は4年生大学を出て今年、入社して半年ぐらいだそうで。。。年齢で言うと23歳。

若いっ!!!

まあ、僕も28歳で社会人でいうとまだまだ若手ではありますが23歳は良い意味で若いですよね。
良い意味で若いというのは純粋という事です。もっと言うと社会に出てまだまだ社会の仕組みや枠組み、常識などに捉われていないという事です。
という事は社会人としてこうあるべきだ!という理念や想い、考えがない状態という事なので僕の言動や行動、一つ一つに影響を受けてしまい白にも黒にもなる状態なんです。

その時期が今後の人生で凄く大事な時期なんです。

そんな時期に僕に大役を任して頂き本当に感謝と同時に自分自身も考え直すきっかけになりました。
そんな純粋な時期なので彼からの質問も純粋極まりないんですがそれが考えさせられました。
例えば「自分の強みとか良い所ってなんですか?」と聞かれたんです。僕は即答で「人の良いなって思った部分や新しい取り組みなどにすぐに順応したり真似したり出来る素直さが強みです!」と答えました。
更に質問は続いて「なんで美容業界に?なんで美容師をやめて?なんで営業を?なんでなんでなんで。。。」

あぁーーーっ‼️‼️

何で?の質問攻めだったんです。時にはうーん、何でやろなぁ?って言葉に詰まりながらも自問自答したりしながら答えました。
それで考えさせられて思ったのが

普段、無意識にやっている事にもっと意識をもつ事が大切だと。

何故かと言うと

自分が何となくやっている行為は人に教える事が出来ない、つまり伝える事が出来ない。

という事です。
伝える事が出来ないというのはつまり

「言っていない。」

と同義語なんです。だって伝えるって漢字で書くと「人」に「云う」と書いて「伝」ですよね?
僕も小中高と野球をやっていましたが挨拶の声が小さくてよく監督に怒られました。「挨拶の声が小さい‼️」、「いや、俺言ったし。。。」.「聞こえてないのは言ってないのと同じや‼️」、「この人、正気か。。。⁉️」みたいな感じです。
でも、今は意味が分かりました。
美容師さんでもカットする時に前髪から切るのか、サイドから切るのか、バックから切るのか、それぞれ意味があり意図があると思います。もし何となくバックから切っているんやったらもう一度なんでやろ?って考える事が大事だと思います。例えば前髪からカットする場合は前髪で顔の印象がガラっと変わり1番時間をかけたいから。とかサイドから切る場合はロングからバッサリ顎下レングスまで切る場合の長さの設定がしやすいから、とか。

そういう事を考えるクセが大事なんです。

だって何となくやっている事は伝える事が出来ないから。
ということは部下やお客様にも伝える事が出来ないという事ですよね?
という事は会社や美容室や部活などなんでもそうですが背中を見て育てる、とか本人に任せてる、とか綺麗事を言う人が居ますがそれは基本的な事を余す事なく言葉で伝えて、理解させて初めて言うセリフです。

伝わってないのは言っていない

と同じです。
そういうのをもう一度考えるのが大事だと感じた1日でした。

ぐっさんのブログ

神戸の美容商社で営業マンとして働いています。 このブログでは営業マンとしてのノウハウや、時事ニュースなど取り上げていく雑記スタイルです。 宜しくお願い致します。

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