接客業として世間はつながってるいるという事と提供する側とされる側は表裏一体ということ。

山口です。
美容の商社に勤めているのですが職業柄たくさんのサロンに訪問をします。お取引しているサロンはもちろん取引がないサロンへの訪問もします。その事を営業の世界では

新規開拓活動と言います。

特にうちの会社はノルマ等は基本的にない営業会社としてはとても珍しい会社でノビノビやっていますが、僕の場合新規開拓活動では大体、一ヶ月で20軒ほど取引がないサロンに訪問をします。
だから年間200軒から240軒ぐらいは取引がないサロンに訪問をします。

そんな新規開拓する中で本当に色んなサロンがあります。

人材採用に困っているサロン、活気があるサロン、お客として行きたいな、と思うサロンもありますし逆もまたあります。
そうなんです、それだけ多くのサロンの空気感や対応などを体感すると自分の中で「ここのサロンは流行っているな」などの感覚が分かってきます。

流行っているサロンの特徴4つ

・サロン内に活気がある
・業者に対しての対応が良い
・サロン内に季節感を感じる仕掛けがある
・女性スタッフが多い
以上4つです。
もちろん上記に当てはまらない場合もありますのであらかじめご了承下さい。
そんな上記の事を感じながら新規開拓活動をしていますが僕も月毎に活動テーマがあります。今回は「2016年に向けてどんなセミナーが良いのか?またはどんな事に興味があるのか?」というのを各サロンに尋ねてまわっています。
そんな事を尋ねてまわっていると少し傾向が見えてきました。

その傾向とは4つあります。

・技術セミナーはあまり人気がない
・接客、対人スキルを磨きたい方が非常に多い
・撮影やカメラの基本的な使い方などの講習は人気
・経営セミナーは少しだけ人気
って事です。
要は技術セミナーがあまり人気ではない理由が各サロン社内である程度のカリキュラムが出来ている事が要因です。答えのないとされる対人スキルや接客セミナーは人気、そういう事です。
じゃあ、どんなセミナーを当社で企画すれば良いか見えてきたので自分の中で納得をしていました。
しかし、残念ながらこちらの質問に対して「いやぁ、勉強する事はないです。」とか「うーん、何ですかね?何やと思います?」って逆に質問されたりなどもありました。

正直びっくりしました。

だって普段なにか疑問に思ったり、自分にはこれが必要、とかを感じたり問題意識を持っていないのかな?と疑問に思ってしまいました。
もちろん僕と初めて会う中で、誰やねん?とか何やねん君は?とか思う気持ちも重々承知ですし僕の話し方、話の内容、立ち振る舞いが気に入らない事もあるでしょう。
けど美容師さんもモデルハントした事があると思うのですが、無視されたり、怖がられたり、質問にちゃんと答えてくれなかったり、連絡先交換したけど音信不通になったり、など経験があるはずで

その時の苦い経験って誰しもあるはずですよね?

僕もその苦い経験があるからこそ街を歩いていても居酒屋の呼び込みやティッシュを配っている方に対して断る時は必ず会釈しています。何故かと言うと気持ちがわかるから。
でも、その気持ちを忘れてしまうと横柄な態度になったりするしご飯を食べにいっても店員さんに偉そうになったりだとか結局それがまわりまわって来店されている

お客様にもその気持ちが伝わるって事です。

だって僕ら業者も何処かで髪の毛を切っているしカラーもするしパーマもするし口コミもするしSNSで発信もします。
現に僕は新規開拓に行く時はお金を払ってカットをお願いしたらいつでもお客さんになれる、という気持ちを持ってサロンに訪問をしています。

だってお客様目線ていうのが大事ですからね。

それだけでなく自分の家族、恋人、友人、知り合いも皆同じです。という事はサロンからすると見込み客なワケです。

そこを取りこぼす事って物凄いビジネスチャンスを逃しているって事ですよね?

ちなみに別に優しく接して下さいと言っているのではなく、そこのビジネスチャンスを逃している感覚と世間はつながっているという事に対して危機感を持ってほしいという事です。
逆もまた然りで僕らも取引の有無に関わらず対応が悪ければその噂はたちまち広がりますし、結果に出てしまいます。
そこを我々が気を付けて活動しないといけないなと感じた1日でした。

ぐっさんのブログ

神戸の美容商社で営業マンとして働いています。 このブログでは営業マンとしてのノウハウや、時事ニュースなど取り上げていく雑記スタイルです。 宜しくお願い致します。

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