【美容業で清潔感が無いのは論外】

先日サロンさんとお話をしていて凄いなぁと感じた事がありました。
それはお客さんの事を真剣に考えてブラシ、カットクロス、シャンプークロスなど各20枚ずつストックしているという話でした。
「お客さんのために」を考えた結果
そこのサロンさんは2人でされているサロンさんでいつもお店も綺麗で清潔感があります。
で、お話を更に聞いていくとお客さんの施術が終わる度に新しいカットクロスを出し、新しいシャンプークロスを使い、顔の毛を祓うブラシもお客さんが変わる度に変えてというのを徹底しているようです。
補足すると新しいクロスと言うのも新品という意味ではなく洗いたての物を随時出していくという事です。
だから毎日カットクロス、シャンプークロス、ブラシ類を洗うので洗濯機は常に廻りっぱなし。
お客さんが帰った後も除菌スプレーでセット面を綺麗にし、お客さんが触れるであろうドアノブなども綺麗に除菌するというのを徹底しているようです。
美容業で清潔感が無いのは論外
これに尽きると思います。
ペットを店内に放し飼いで飼っているなんてのは論外中の論外。
例えばカラー剤で汚れた服、しわくちゃになったシャツ、カラー剤で着色している爪、じゅくじゅくになっている手、爪が伸びている指先。
これも全てお客さんからどう見られるか、という軸で考えると行動が変わるはず。
カラー剤を服に飛ばさない様に塗布をする、とかカラーの時にエプロンをする、とかカラーの時には手袋を必ず着用しカラーシャンプーの時も手袋を必ずする、手荒れしないようにシャンプー後には必ず手にクリームを塗ったりケアをマメにする、など。後は顔を触る癖がある人は知らない内に自分の顔を触ってそのままお客さんの髪の毛に触れていたりするのでその辺りも意識する。
汚い手で触られるのはご飯屋さんにいってスープに指が入っている感覚と似ているかも知れません。「おいおい・・・」みたいな。
僕も実際に昼食を食べに定食屋さんに入った時に指が入った味噌汁が出てきた事がありました。細い髪の毛がお皿のふちに付いて出てきた事もありました。
でも、何も言わずに髪の毛を退けて何も言わずに味噌汁も頂きました。
僕は全く神経質では無いので「人間がやる事だから仕方ないだろう」と思いながらも2度とそこの店には行っていません。
でも、営業の仕事に於いては「レスポンスは早くないといけない」とか「話す事が出来ないなら文字に残すべき」とか「ドアを閉める時は最後までドアを持ちソッと閉める」とか「待合で雑誌が散乱していたら直す」とか「ラバーが落ちていたら拾う」とか手前味噌ですが神経質にしているつもりです。
そういう部分に気付かない店は売り物の「料理」もマズイ
これと結局繋がってくるんですよね。
そういう細かい部分に提供する側としてお客さんの事を思って神経質じゃないお店はご飯屋さんで言うと売り物の「料理」がマズイ。
営業の仕事で言うと売り物の「トーク」が下手くそ、気が利かない。
美容業でいうと売り物の「技術」が思わしくない。
ということに最終的に繋がってくると思います。
「あ、なんか前髪切ってもらったはずなのに長い毛が出てきた‼︎」とか「なんか左右の長さが違うくない?」とか。
お店を綺麗にする、というのはあくまでも方法論であって根幹に「お客さんのため」という発想が無ければ他店の成功事例をいくら真似てもそれは方法論にしか過ぎません。
「次回予約というのが良いらしい」とか「紹介してもらえるように紹介カードをやるぞ」とか「VIPのお客さんには〜」と言った所であくまでもこれらは方法論。
それ以前に「お客さんのため」を考えてどれだけ神経質になり突き詰めて考える事が出来るか、それに尽きるかと思います。
だから今回お話をしたサロンさんは根幹に「お客さんのため」を考えて「クロスは変えた方が気持ち悪くないだろうな」とか「ブラシは直接顔に触れる物だから不快感がないようにしよう」とか「シャンプークロスを巻いた時にニオイが臭かったら嫌だろうから洗いたてのクロスを使おう」というような行動になる。
方法論ではなく根本的な部分が改めて大事なんだと認識させられたのでブログにしました。




ぐっさんのブログ

神戸の美容商社で営業マンとして働いています。 このブログでは営業マンとしてのノウハウや、時事ニュースなど取り上げていく雑記スタイルです。 宜しくお願い致します。

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