【「きく」と言うのは「聞く」なのか「訊く」なのかで人間関係が大きく変わってくる】

山口です。
最近読んだ本で納得させられた事がありました。
その納得した事とはコミュニケーションにおいて「相手の事情を察する事でコミュニケーションが円滑に進む」と書いてありました。
相手の事情を察するというのは
相手の事情を察するというのは「相手の話を訊く」という事です。
「聞く」ではなく「訊く」です。
まずこの2つがどう違うかと言うと

1.聞く

⇨音、声を感じて知るという事

2.訊く

⇨人の言う事を理解して聞き入れる事

3.聴く

⇨心を落ち着けて耳に入れる事

という違いがあるそうです。
という事は人と対話する事においてどの「きく」が必要だと思いますか?
答えは簡単で「訊く」ですよね?
なんでかと言うと相手の事を理解し聞き入れる事によって相手が話しやすい雰囲気だったりだとか安心感を与えて話をしてもらうと言うのがコミュニケーションにおいて重要な要素だからです。
例えば付き合っている恋人がいるとします。
ある時間にある場所で待ち合わせをしていた。
でも、約束の時間になっても相手は来ない。
心配になって連絡を入れてみるが繋がらない。
待つ事15分後、恋人とやっと合流する事が出来た。
そこで開口一番貴方はなんて言いますか?
その時に最悪なのが「なに遅れてるねん。しかも連絡しろよ。」と問いただす事。
これは最悪で全く対話が出来ていない「聞く」対応の仕方。これでは相手が話す事が出来ないし仮にこの言葉の後に理由を問われても答えにくくなる。更に大体この手のタイプの方は理由を答えた後に「だから?なに?」と言う事がほとんどなので親しみにくいし、これでは会話が成り立たない。
一方「なぜ遅れたのか?」とか「なんで連絡をしなかったのか?」とまず理由を問う事が「訊く」対応の仕方。
こちらは相手の事を理解しようと問いをしているので相手は事情の説明をしやすい。
事情を聞いた上でワンクッションおくために「なるほど」や「分かった」と理解を示すような言葉を相手に投げ掛けた後に自分の感じた事や意見などを言う。この手のタイプは親しみやすく会話がしやすい。
どっちが良い?
貴方ならどっちのタイプの人と付き合いたいですか?
答えは明白で「訊く」の方ですよね。
これは恋愛でも友人関係でも仕事関係でも全部一緒でそれが恋人に対してだけそうなのか、男友達に対してだけそうなのか、先輩や後輩に対してだけそうなのか、それがたまたまそうだったなんて事は100%あり得ない事でそれが包み隠さずお客様に伝わっているし周りも気付いている。
「あぁ、だからあの人はお客様と話すのが苦手なんやな」とか「だから目上の人と話すのが苦手なんやなぁ」と思われているし気付かれているという事。
そこを根底から変えていかないとなにも変わらない。
まとめると
根底というのは「きく」姿勢の話。
「きく」姿勢というのは「聞く」なのか「訊く」なのかの違いですが「聞く」から「訊く」に変えていかないとずっと人と話す事が苦手なままで誰からも慕われる事もなく好かれる事もなく時間が過ぎてしまうという怖い事が起きてしまう。
そんな事を本から学ぶ事が出来たのでブログにしました。






ぐっさんのブログ

神戸の美容商社で営業マンとして働いています。 このブログでは営業マンとしてのノウハウや、時事ニュースなど取り上げていく雑記スタイルです。 宜しくお願い致します。

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