新規のお客さんへの割引について思う事

話題になっていますね。

新規のお客さんから問い合わせがあり「初めてなんですが割引って無いんですか?あ、無いんならもう良いです。」みたいな話。


要はお客さんの消費の感覚が『新規の割引』が当たり前になってるって話。

これは根深いですよねー。

これの対策としたらめっちゃシンプルで「初回の割引を止める」というごくごく当たり前の事をやるのと。

もう一つは時間が掛かるけど来店前に既に「ファン」になってもらう事です。

「ファン」になってもらうには信頼してもらう事ですよねー。

そこまでいくのにお客さんに自分達の事を《認知》→《信用》→《信頼》→《行動》って順を踏んでいく必要があります。

その為に第1ステップの《認知》をしてもらうのに結論「発信をする」しか方法は無いです。

「発信をする」にもSNSを使うだけでなく、雑誌、TV取材なども発信と言えるでしょう。

という小手先の対策的な事をツラツラと書きましたけど、本質的な問題はそこじゃ無く、問題は『お客さんの割引が当たり前の感覚ってどうよ?』ってとこが問題な訳ですよね。
自分の胸に手を当てて考えよう
まずね、この質問に答えて欲しいんですよね。

《自分が消費者側になった時。つまり仕事、実生活で値引きを要求した事が無いんですか?》って質問。

この質問に「いや、無いっすねー」と言い切れるのなら、このお客さんの意識の問題というのは大きい問題として捉えて真っ先にお客さんの意識を変えないといけない、と思うべきです。

反対にね、「そう言えばあるなぁ・・・」ってなるんなら順番が逆です。

まず自分の意識を変えていけよ


って話な訳ですよ。

自分が消費する側にまわったら値引きを要求し、自分が消費される側になったら値引き要求される事に問題意識を持つって・・・。

これおかしくない?


値引きを求めた事が無いのならお客さんの意識を変えないとなー、って問題意識を持つのは正解。

けど自分は求めるけど、求められるのは嫌だ!って・・・そんな理屈あります?

まずね、自分の胸に手を当てて「そう言えば値引きとか求めたっけー?」って改めて考える。

その答えによって誰が1番最初に意識を変えないといけないのかの「主語」が変わって来ると思うんですねー。

ある社長に教えてもらったんですが、何か問題が起こった時は《そもそも》を考えろって話です。

問題に対して《そもそも》何が起因しているのかってところ。

例えばね、恋人にフラれた。しかも、フラれた原因が相手に他に好きな人が出来たからだ。俺と付き合ってる間に男と連絡取ってたんやなー!ヤリマンやろー!くそー!

って思う前に《そもそも》何で他の男と連絡を取っていたのか?って事を考える訳です。

って考えると「そういや、冷たったかも」とか「連絡もマメに取ってなかったしな」とか「俺も女遊びしてたな、そう言えば笑」とかね。

って考えると「しゃーねーな」ってなります。

《そもそも》を考えると自分なのか相手なのかの「主語」が変わりますよね。

後は「トレードオフ」って考え方です。

自分がこうするから、相手にもこうしてくれません?っていう話。

恋人に「マメに連絡するから君も出来るだけマメに連絡くれへん?」みたいな話。

これが一方的に「自分はマメに連絡しないけど、君はマメに連絡してきてな」って話だったらトレードオフじゃ無いし、理屈がおかしい訳です。

なので、正解は自分が行動する代わりに相手にも求めるって事ですね。

これなら立場が対等でビジネスの場でも有効です。

って色々と話をして来ましたけど、値引きについては根深い問題だと思います。

というのもね、日本全体がそういう雰囲気になっているってのは否めないですよねー。

みんな余裕が無くなって、値引きやらが当たり前になってきて、人様に言えなくなってきてるんやろなー。

けど、自分は求めるけど、相手に求められたら嫌だ!ってのは理屈がおかしいと言うのは分かって欲しいっすねー。

レッスンもしてない、売上あげてない人に「レッスンせーよ」って言われても、いやいやお貴方はどうなの?って話。

自分の胸に手を当てて「そもそも」を考えよう。

そんなブログでした。

あ、その話題見上げてた方(当事者)が値引きとかどんな感じなんかは分からないので、当事者に向けて言っているんじゃないので、悪しからず。

ぐっさんのブログ

神戸の美容商社で営業マンとして働いています。 このブログでは営業マンとしてのノウハウや、時事ニュースなど取り上げていく雑記スタイルです。 宜しくお願い致します。

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