【zozotownの送料自由化にした事によって意外な結果が】当たり前のサービスが当たり前じゃなくなった瞬間

zozo townが今年10/1から送料自由化にしたそうです。

今までは¥4,999以上は送料が《無料》でそれ以下は¥399の送料が掛かっていたのですが、今回の施策では購入するお客様が送料を¥0〜¥3,000の間で自由に設定する事が出来るとの事だそうです。

みんな¥0を選択するだろう・・・と思いきや
送料¥0を選択したのは全体のユーザーの35%に留まり、なんと残りの75%は自ら送料負担する事を選んだそうです。

この結果は意外でした。


その結果の背景は恐らく最近の物流業界の状況が各メディアで取り上げられて(物量は爆発的に増えているけど従業員の賃金の低下や、それに伴うサービス品質の低下など)それらを目にする機会が多くなったからでは?と思いました。

その結果としてユーザーは「サービスを受けるのだから当然、支払うべきだな」となったのかなと思いました。
サービスは当たり前になるとサービスではなくなる
今までは『送料無料!!』が謳い文句の物流業界でしたが、それが当たり前になり過ぎて、そこに対しての有り難みを感じなかったり、その状態で送料が有料になると「高い」「勿体無い」「損した」という気分になるんじゃないんかなぁ。

美容院でも施術中にドリンクを出してくれますが、それが当たり前になると「有り難み」を感じにくくなったり、その状態で反対にドリンクを出さなければ「前は出してくれたのに!」とか「どこどこの美容院はドリンクが出てこなかったです」みたいな状況に陥ってしまうんじゃないかなぁと。(ホトペの顧客の口コミでたまに見かけます)

マッサージもそうですよね。

話が少し逸れましたが当社でも物流センターがあり、送料の問題は決して他人事ではなく、世間の流れとして『送料』に関しては良い方向に進んでいるのかなと思いました。

それは物流業界が世間にしっかりと声を上げたからこそ『送料無料』の風向きが『送料有料』に変わったのだなと思いました。

当たり前のサービスが、当たり前じゃなくなった瞬間だったなと思い記事にしました。

      ぐっさんのブログ

      神戸の美容商社で営業マンとして働いています。 このブログでは営業マンとしてのノウハウや、時事ニュースなど取り上げていく雑記スタイルです。 宜しくお願い致します。

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