つい先日、パーマにめっちゃ詳しい人と話をしていたらパーマの2液についてについての話になった。
パーマの2液って大きく分けると《ブロム酸》と《過水》とに分けられると思います。
僕が美容師をやっていた時の《ブロム酸》と《過水》のイメージはこうだった。
《ブロム酸》⇨ゆっくり酸化していき、仕上がりのカールが弾力がある
《過水》⇨急速に酸化し、仕上がりのカールは固めでリッジがしっかり出る
というイメージでした。
はい!
恥ずかしながら僕が勉強していないの丸分かりでした。笑
で、その方に教えてもらったのが《ブロム酸》は酸性域で反応をし、《過水》はアルカリ域で反応をすると言う事でした。
って事はこの原理でいくと一液カールチェック後の中間処理をする場合の順番が変わってくるって事です。
《ブロム酸》は酸性域で反応をしてくれるので酸リンスをつけるタイミングは《ブロム酸》を塗布する前に酸リンスを塗布する。
《過水》はアルカリ域で反応をしてくれるので酸リンスをつけるタイミングは《過水》を塗布した後に酸リンスを塗布する。
パーマの一液塗布後はアルカリに偏っているからアルカリに反応してくれる《過水》が反応が早くて、アルカリに偏っている髪の毛を酸性域まで戻して反応をさせる《ブロム酸》が遅い。
って言うことに繋がってくるということです。
基本が分かってなければ応用が効かない
こういう風に基礎の理論を理解していないと応用部分が出来ない。
たとえ応用部分を習ってその時は出来たとしても、それと似た違う部分の領域の話になったとしても頼りなかったりする。
数学の問題集の答えという結論部分だけを覚えても「数字」や「数式」や『問われ方』を変えられると全く歯が立たなくなるのと同じで『基礎の理解』って言うのが凄く大事だなと感じた。
数学だけじゃなく何でもそうかもね!
自分で学ぶよりもお客さんに教えてもらう事は沢山あるなぁ。
感謝(^。^)
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