【美容室の滞在時間はやっぱり短い方がええの?】

どうも、ぐっさんです。

この間、オーナーさんと話をしていて「なるほど」って思うことがあった。

その内容っていうのは「美容室の滞在時間は断然早い方が良い」との事でした。

で、なんで早い方がいいのか?とその理由を聞くと答えは1つで「粗が見えるから」との事でした。
お客様は「時間」があると色んな場所に目をやる
どういう事かと言うと同じ場所や、空間に居ると周りを結構見てしまいませんか?

例えば病院の待合とかで待たされた時もそうで、周りの患者さんを見てみたり、全く興味もない広告見たり、受付の人を見てみたりと結構周りを見てしまいませんか?

電車とかもそうかも。

電車に乗っての移動はスマホ見るか、広告見るか、外の景色見るか、とかやもんな。

まあ、電車の場合は外を見ているとどんどん景色が変わるから割と長時間見ていられるけど病院の待合などのように全く変化がない空間などは色んなところを見てしまう。

それを美容院で置き換えたらどうだろう?
美容室で待ち時間や滞在時間が長くなると上の例で挙げたように色んなところに目がいってしまう。

例えば窓の淵のホコリであったり、フロアに落ちているペーパーだったり、床に落ちている少しの髪の毛もそうですし、もっと言うとスタッフの動きまでも見られる可能性があると言うことです。

スタッフの動きまでも見られるって言うのは「待たされてるけど私に気付いてないんじゃない?」とか「あの定員さんゆっくりしてるのに雑誌変えて欲しい事に気付かない!」とかそんな感じ。

って事は《滞在時間が長くなるとお客さんの視線が色んな所へ向く》⇨《視線が向くという事は粗が見えやすくなる》⇨《粗が見えやすくなると満足度が下がる要因が増える》⇨
《満足度が下がると失客リスクが高くなる》と言うことに最終的に繋がるかも知れません。
普段のサロンワークで出来ない事をしても意味がない
例えばその方は外部講師でカット、カラー、フォトシューティングまでのセミナーをする場合、必ず2時間以内でフォトも含めた技術の全てを終わらせるとの事でした。

これは早いですよね。

其の方曰く、良くあるのがカット、カラーで2時間たっぷりとかけてそっからのフォトシューティング1時間弱みたいな。

それだけ時間をかけてやったとしてもあくまでも美容師はサロンワークがメインなので施術スピードも含めたお客様に提供出来ない技術はやるべきじゃないと言うことでリアルサロンワークでのカット、カラーも1時間半以内。

そこからお客様フォトで30分以内と徹底してやっているようです。

それがロングからバッサリショートだろうがスタイル、毛量、毛質など関係なくムラなくやるそうです。

カット料金も大阪市内で¥6,500と相場としては決して安くないはず。

カット料金が10分単価千円を超えているからといってゆっくりする必要はないですし、お客様も「ゆっくり切ってほしい」なんて事は思っていないと。

滞在時間を短くして、粗が見えないようにする事と、お客さんの立場になって自分が「今日はカット、カラーだから3時間はみておこう・・・。」と思っていたとしてもそれより早く終わると1日の自由時間が長くなるから何か得をした気分になる。

それも1つのサービスだと。

そのような話を聞いて「なるほどー」と思ったのでブログにしました。

ぐっさんのブログ

神戸の美容商社で営業マンとして働いています。 このブログでは営業マンとしてのノウハウや、時事ニュースなど取り上げていく雑記スタイルです。 宜しくお願い致します。

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