どうも、神戸の美容商社のぐっさんです。
今日はM社さんが社内で勉強会を開いてくれました。
その中でサロンの事例の1つとしてカラーのメニューが沢山あるサロンの話をして下さりました。こんなサロンさんでした。
カラー項目が9項目、26メニュー
9項目を上げるとハイライト、一色塗り、デザインカラー、ブリーチカラー、メンテナンスカラー、ヘアマニキュア、リタッチ、シャンプーカラー、酵素カラー。
その中でハイライトのメニューでも5メニュー(メニュー名:ポイントハイライト、ヘッドハイライト、シンディーハイライトなど)一色塗りでも4メニューと・・・後は割愛しますがそれぐらい《カラー項目幅》と《メニュー数》を準備して多様化しているニーズのお客様に対応をしているそうです。
お客さんはその「技術方法」をして欲しいから来てるわけではない
お客さんは「ホイルワークの〇〇」をして欲しいから来てるわけじゃないし「酵素カラー」をして欲しいから来てるわけではない。スタイリストとカウンセリングで決めたデザインになれば「技術方法」は極論、何でも良い。例えばホイルワークでスライシング1枚だけ入れてお客さんがそのイメージになればスライシング1枚でも正規の料金で納得頂ける。
パーマの場合も前髪にロット1本巻いて仕上がりのイメージになれば正規の料金で納得頂ける。たまにありませんか?「いや、スライシング1枚だけやから流石に正規の料金はもらえないわ」「ちょっと気まずい・・・」みたいな。
それをお客さんのなりたいイメージ通りにする事が出来てそのデザイン料金を頂戴しているんだ、と思えば気まずくはないのかも。
あくまでもお客さんがなりたいゴールの「技術方法」がたまたまホイルワーク1枚で表現出来た、という結果論に過ぎないのだから。
・なりたいイメージ⇨・素材の見極め⇨・技術方法⇨・施術
こんな感じやと思うんですね。
ゴハン屋さんいっても食べたいメニューがあるけど決して調理法は指定しないですよね?それて似てる。
これを行うにはまず大前提としてこれを実現するための確実な技術、マニュアル、教育、スタッフのレベルが統一されているという事が条件。
メニュー数が多いのが凄いのではなくそれをマニュアル化してる事が凄い
メニュー数が多く対応幅が多いから良いのではなくそれをきちんとマニュアル化出来て技術の統一が出来ているのが凄い。どのスタッフさんが担当しても同じようなクオリティになるような教育環境。
メニューを通してお客さんにどんな話が出来るか、どんなデザインが出来るか、このメニューは要はこういう事です、と言えるような教育環境。そういうとサロンの事例の話をしてくれたので考え方の部分をサロンさんに伝えていこうと思います。
0コメント