つい先日、日本橋にあるラーメン屋「周月」にいってきました。
味はいりこが効いていて抜群に美味しい「まぜそば」でした。
ほんでここのラーメン屋でおもしろいのが毎週月曜日と毎週水曜日は店の名前が「周月」から「翔月」に変わる所です。
ただ単に名前が変わるだけでなくて味が変わります。
どう味が変わるかと言うと普段のいりこベースの味が豚骨ベースに変わるという所です。
言うたら月曜、水曜は豚骨ベース、残りはいりこベース。
という事です。
凄いですよね。
普段は自慢のいりこベースで商いしているのに日によって味を変えるって。
なかなかできない事だと思います。
例えばカット専門店がカラー専門店に日によって変わる、みたいな感じなんですかね。
それともカラー専門店が日によってトリートメント専門店に変わる、みたいな感じなんですかね。
何にしてもすぐにできる事ではないかと思いました。
ほんで日本橋ってラーメンの激戦区らしくて、まさしく犬も歩けば状態。
そんな中で隣のラーメン屋と競うのではなく共に競合して繁栄していくという意味で日本橋近辺のラーメン屋からなる「ラーメン倶楽部」というのがあるそうです。
これは何をするかと言うと隣のラーメン屋さんとレシピを交換してお互いにお互いの店のラーメンを作り合ってお客様に提供するというのをしているそうです。
要は長年培ったレシピを同業者に教えて、それを自店のオリジナルとして提供して更なる技術アップを図るという事をこのラーメン倶楽部で行っているそうです。
考え方によってはラーメン屋の味は商売をする上で命みたいなもんですから企業秘密という事ですよね。
それを敢えて教え合って更なる味の向上を図るという意味です。
するとどうなるかと言うとお客様からするとAラーメン屋でBラーメン味のラーメンを食べる。そうするとお客様は「今回はAラーメン屋が作ったBラーメンを食べたけど、本場のBラーメン屋でBラーメンを食べたらどうなるんだろう?」と本場を食べたくなってBラーメン屋に来店をする。また逆も然りですよね。
サロンで置き換えると自店での取り組みや技術内容を隣のサロンに教える、もしくは合同で技術交流会をするといったイメージですかね。
まあ、飲食と美容業を比べるのは来店頻度(日本人の外食する年間利用回数は平均200回、ヘアサロンは年間5.5回)も違えば、お客様が受ける感覚もラーメンは「味覚」に対して美容業はまた違った感覚になるので比較するのは少し乱暴ですが考え方としては何か取り入れれる事も出来るのではないのかなぁと思いました。
そんな日本橋近辺の熱いラーメン屋と出会ったのでURL貼っておきます。
0コメント