差別化じゃなくて独自化を目指す

山口です。
初めての通販
最近、生まれて初めて通販で商品を購入しました。
買ったのは本です。
エクスペリエンスマーケティングの本「安売りするな!価値を売れ!」という藤村氏の本です。
amazonで買いました。
中身のレビューはまた書くとして通販ってゆっても・・・こんなワンクリックで本間に届くんかな?って少し心配でしたが全く問題なく届きました。
通販の感想
とにかく楽でした。本1冊だけでしたが自宅の玄関まで届けてくれるし、何より買いに行く手間がなくて空いた時間に欲しい商品を見つけてボタンを押すだけで完了。
例えばこれが重たい商品だったとしても玄関まで届けてくれるのは凄い。
更に〔この商品を買った人は他の商品もチェックしています⇩ココ〕というように次の提案までしてくれて意外とそこまでセンスも悪くない。
というような感想でした。
便利な事は消費者側の立場として凄く感じました。
他社と勝負してはいけない
ただそれと同時に美容商社として、もっと自分自身を変えていかないといけないなと感じました。
別にamazonに負けるとか勝つとか他社と比較するのではなくあくまでも【自分がどう在るべきか⇨独自化】をしないといけないと感じました。
仮にamazonと勝負するなら

・商品数⇨負けます

⇒amazonには「棺」も売っていますしドイツ車の「BMW」も売っています。

・お届けスピード⇨負けます

⇒prime会員なら1時間以内に商品を配達すると言うのが都心部では試験的に運用されているようです。

・価格⇨負けます

⇒調べるとアメリカにある倉庫の広さは滋賀県17個分ぐらいあるようですがその広大な倉庫の人件費を削るためにロボットを使っており最小限に人件費を抑えています。大きさにびっくりしました。
だからといってamazonに対抗して美容商社として

・もっと商品数を増やすのか?

・常に商品を車に予め詰め込んで最速でお届けするのか?

・価格も更に安くするのか?

違うよね。それだと体力勝負で誰も得をしないし皆んなが幸せにならない。
このようにお客様を見ずに他社と競い合うこと⇨これを【差別化】と言います。
そうじゃないですよね。
そうじゃなくて本当にお客様が何を求めているか、という所を見極めて真理に沿って変化をしていく。そんな事が美容商社としてもそうだし個人としても凄く大事。
サロンさんでも同じ
サロンさんでも同じ事が言えると思います。
・隣の美容院がこんなメニューをやって+500円頂いている
・うちの美容院の周りに低価格帯のサロンが出来た
・商品も高いしネットで流れている
など。
そこに対して周りと勝負をするのではなくお客様が本当に何を必要としているのか?そこを見極める事が大事かと思います。
でもね。

前もお伝えした通り誤解を恐れずに言います。

たまにですよ。めっっっちゃたまに美容商社として半分綺麗事を言っているというのも、サロンさんからそう思われているのも、うっすら気付いています。
けど美容商社の立場の僕が綺麗事だと認めて斜めに構えるのは絶対に駄目やと思うんです。
だってサロンさんでもお客様が「こんな髪型にしたい」と要望があってレングスが足りなくても「レングスが足りないから無理です。」とは言わないだろうし10円ハゲが出来ているお客様が来てしたい髪型があるのなら「髪の毛がないから無理です。」とは言わないですよね?
そうじゃなくてレングスが足りなければ出来る範囲で雰囲気を近付けるだろうし10円ハゲが出来ていてもそれをカバーするように切るだろうし絶対に諦めないですよね?
だから僕も美容商社として綺麗事だと思われようが決して諦めては駄目だろうし伝え続ける役目があると思うんです。
伝えたい事
結局お伝えしたいのは
他社と勝負する事は⇨差別化
お客様の要望を聞いて自社を変化させるのは⇨独自化
という事です。
差別化を目指すと価格などの不毛な争いになる。
一方、独自化は独自のやり方、在り方なので価格の争いにならないが根本としてお客様が何を必要としているか、もしくは何が必要か。そこを見極めるのが凄く大事。
そんな事を自分自身がamazonユーザーになってみて感じたのでブログにしました。



ぐっさんのブログ

神戸の美容商社で営業マンとして働いています。 このブログでは営業マンとしてのノウハウや、時事ニュースなど取り上げていく雑記スタイルです。 宜しくお願い致します。

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