お金の使い方

山口です。
・お金の使い方
先日サロンのオーナーさんと話していて納得した事がありました。その納得した事とはお金の使い方についてです。
どういう事かと言うと今、生活する上で支払っているお金に関してほとんどの人が金額が大きい順に優先順位を付けているという事でした。
更に詳しく言うと人間の可分所得。
要は収入に対して使える金額という事ですがほとんどの人は金額が大きい順に並べます。
例えば
家賃¥〇〇
光熱費¥〇〇
奨学金返済¥〇〇
車ローン¥〇〇
交遊費¥〇〇
娯楽費¥〇〇
雑費¥〇〇
という感じですね。
僕は上記のような感じでしたが支出している項目を並べると殆どの方が意識していないにも関わらず金額が大きい方から優先的に並べるのではないでしょうか?
という事は優先的に並べる⇨優先順位が高い、という事ですよね?
でそこのサロンさんは1人でされていて客単価が¥25000と高いです。
全国の平均は¥8000弱なのでかなり高い事が分かります。
そこで僕は思わず聞きました。「なんで周りの美容室が価格を下げたりしているのに〇〇さんのサロンでは価格を下げずに尚且つお客様が離れないのですか?」って。
そしたら「人間の可分所得の中で優先順位を高く保つ。そのためには価格を下げると優先順位が下がるし一度下げたら元には戻せない。」と教えてくれました。
更に「例えばカットとカラーで¥3000だとすると優先順位は言うまでもなく下位に来る。という事はお客様からすると今月お金がないからまた来月にまわそう、となる。結局それの繰り返しで段々と来店周期が延びてくる。だから価格を下げない。」と教えてくれました。
たしかに言われてみるとそうだなと納得しました。もちろんこの考え方が全て当てはまる訳ではないし、その反対の低価格帯のサロンさんも世の中に沢山需要があったからこそ、ここまで増えたんだと思います。
だから高価格帯が正解とも思わないですが考え方としてそんな発想になった事がなかったので自分の中で凄く考えさせられた出来事でした。 

伝えたいこと
一度、価格を下げたものは戻せない。でも下がったままだと優先順位が低くなり来店周期が延びたり、必要性を問われたりする。
それは美容室も然り代理店も然りで全く同じ。
この値引きありきの美容業界で価格を下げたままだと必要性を問われる。
サロンの立場だと来店周期が延びる。「今月お金ないからまた来月・・・」など。
美容ディーラーの立場だと必要性を問われて結局「美容ディーラーって要る⁈笑」みたいな話になってくるわけです。
そんなんを打破するために新しい考え方だったし必要だと感じたのでブログにしました。


ぐっさんのブログ

神戸の美容商社で営業マンとして働いています。 このブログでは営業マンとしてのノウハウや、時事ニュースなど取り上げていく雑記スタイルです。 宜しくお願い致します。

0コメント

  • 1000 / 1000