山口です。
トップセールスマンの友人と話をしていて気付きました。
根拠って大事ですよね。
何故そうなのか?どんな理由で?
"営業の世界"
営業の世界では数字が全てです。だから年初に目標数字というのを設定します。その目標数字の設定の仕方とは昨年の売上に対して今年何%UPするか?例えば120%売上UPを目指すならば昨年の実績、季節指数、それに対しての対策、企画提案、何故そうなるのか?という所を考えていかないと駄目ですし多くの企業はその見込みで年度末に来季の予算を決めているんじゃないでしょうか?
"根拠がなければ全く意味がない"
例えば昨年の実績がこうでした、と数字を出す。それをデータに移して来年は120%UPを目指しましょう。さあ、やりましょう。となるだけでは全く意味がないという事です。そんな事は営業経験のないパソコン初心者の方でも出来る事ですからね。
そうじゃなくてそもそも
1.なんで120%なの?
2.その根拠は?
3.それに対してどんな企画があるの?
4.そのために何か考えてる?
5.確度は?
そこをもっておかないと目標設定しても全くもって意味がないという事ですし上辺だけで何とでも言えるじゃないですか?そんな事では誰も得をしない。
"某有名美容師さんの言葉"
某有名美容師の方の言葉で考えさせられたのが巷で「新規のお客様、指名のお客様は20%OFFでさせて頂きます。」に対してその美容師さんは「なんで20%なの?その根拠は?何を意図しているの?」と。
要は何も疑いもなく「20%OFF」という事を安易に掲げて右へならえの状態。そこに対して何も疑問を持たないのか?という事です。
"美容師さんでもあると思います"
オーナーや店長との面談。内容は昨年の実績と照らし合わせて今年の目標数字を決める。ただ単に
去年が月間売上Av.80万だから今年は月間売上Av.100万や。レッスン頑張れ。
など。ちょっと極端でしたがそうじゃなくて
1.なんでAv.100万なの?
2.Av.20万あげる根拠は?
3.どうやったらAv.20万上げる事ができるの?
4.じゃあ、現状足りてない部分はどこで、どう補うの?
5.その確度は?
という所まで話をしないと意味がないという事です。そんな事を言うと「本人に任せてるねん」とか「ゆとり脳」とか聞こえてきそうですがそうじゃなくてそこまでプロデュース出来てこそ「店長」とか「指導者」という肩書き付いている意味がありますし、そこを出来ないと部下からも支持されないし結局、会社が伸びない。
"伝えたい事"
結局何が言いたいかというと昨年に対して何%UPしましょう、と目標を掲げるのは誰でも言える事。
そうじゃなくてそもそもなんで何%UPなの?その根拠は?それに対する企画や意図は?と考える事が大事ですしそれを伝える事が大切。
結局それが出来なければ誰がやっても同じですし良くなっていかない。
そんな事をトップセールスマンの友人と温泉に浸かりながら来年の目標について話している時に浮かんだのでブログにしました。
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